2011.03.13 ZIP-FM 毛皮のマリーズハッピーハウス ゲスト:吉井和哉
なんか眠れなかったので、書きお越ししてみた
が、二人のいちゃいちゃぶりに腹たった(笑
※タイトルとか名称とか微妙に間違ってたらごめんなさい
志磨「ここは僕と君のハッピーハウス毛皮のマリーズヴォーカル志磨遼平ですが、ようこそいらっしゃいまして」
吉井「こんばんは」
志磨「こんばんは」
吉井「声ちょっとおかしくない? 大丈夫?」
志磨「ええ? そう? ふふ。まさかまた来てもらえるとは思ってなかったです。今週も吉井和哉さんをお迎えしてお送りいたします」
吉井「いえーい」
志磨「いえーい。まさか2週連続でやってきていただけるとは」
吉井「居心地がよかったので思いのほか」
志磨「あらー、ありがとうございます。もうゆっくりしていってください」
吉井「はいはい」
志磨「はい、さてと、じゃあ、まあ、ね。先週もあれでしたけど、なんか今週はさらにですね、家っぽく」
吉井「家っぽくね」
志磨「はい、やりましょう。ゆる~くね。ではですね、早速、えー、吉井さんの、曲を、かけたいのですが」
吉井「はい」
志磨「これ、アルバムから、いいんですか」
吉井「ニューアルバムから」
志磨「やったぁ」
吉井「はい」
志磨「じゃあ、いち早くお届けします。吉井和哉さんの新しいアルバムThe Applesからおじぎ草です」
Music:おじぎ草
志磨「はい、吉井和哉さんの新しいアルバムThe Applesからおじぎ草をいち早くお送りいたしておりますが」
吉井「はい」
志磨「これ3月30ですもんね」
吉井「はい」
志磨「はー、なるほど、貴重なものを聞かせていただきまして」
吉井「いえいえ」
志磨「というか僕はですね、職権乱用で、他の曲も聞いちゃったんですよね~」
吉井「ははっはははははは」
志磨「へへ、いや、素晴らしいアルバムですよ、みなさん」
吉井「ありがとー」
志磨「で、タイトルもThe Apples」
吉井「Apples」
志磨「で、先行シングルがLOVE&PEACE」
吉井「ふーん」
志磨「ふふーん」
吉井「EM愛」
志磨「あはははは」
吉井「レーベル愛」
志磨「いやらしい。なるほど」
吉井「はははは」
志磨「EMI愛ですね」
吉井「EMI愛、うん」
志磨「ちょうどいい、質問が、今日、うちに来てるんですけども」
吉井「ほうほう」
志磨「吉井さんも一緒にお答えいただいていいですか」
吉井「はい」
志磨「えーとですね、早速紹介させてください。弥富市のたかしくん21歳からの。世界的に凄いとされ、偉人化されつつあるビートルズですが、ビートルズの話です」
吉井「ほー」
志磨「僕には、ビートルズがイマイチピンときません」
吉井「はあはあはあ」
志磨「で、ビートルズの凄さを僕に叩きこんでください」
吉井「あはははは」
志磨「ふふふふふ。なるほどねー、ビートルズが」
吉井「わかる」
志磨「ほう」
吉井「僕もねぇ」
志磨「ふんふん」
吉井「最近ですよ」
志磨「でも、確かにこう、ビートルズ!っていうのってそんなに感じなかったですね。前は。吉井さんから」
吉井「そう、だね。ビートルズ、は、最近だね」
志磨「ほぇえ、あれですかリマスター出たときとか、そういうことでもなく」
吉井「いや、なんか、あのもちろん俺、ねえ、中学生のときにビートルズ聴いて、衝撃受けた口なんだけど」
志磨「ええええええ」
吉井「そのー、僕の世代のビートルズって、一番ダメなビートルズなんだ。実は」
志磨「ふん」
吉井「で、ビートルズっていうのは、あのー、もともとはほら、なんていうの、あのー、音がさ、モノラルっていうのが正しかったわけでしょ」
志磨「そうですね」
吉井「モノラルって言ってもわかんないひといるよね」
志磨「まあ、ノーパンですよ」
吉井「何て説明する?」
志磨「あれ、あれはですね、えー」
吉井「今はスピーカーが二つあって、左右に音が振られたりして広がりのあるサウンドで作るのが当たり前なんだけど、昔の60年代はスピーカーが一個しかなかった」
志磨「そうなんです」
吉井「だから電車の線路とモノレールの違いと、いうことですね」
志磨「素晴らしい。なるほど。モノ、レール」
吉井「二輪で走るか一輪で走るか」
志磨「そういえばいいんだ」
吉井「ははははは」
志磨「なるほどー」
吉井「それで、その、今は音が横に広がりますが、そのモノラルは縦に広がらせなきゃいけない」
志磨「はい」
吉井「で、バランスが非常に難しい」
志磨「そうでしょうね」
吉井「っていう、やっぱりそのモノラルとしてものすごい太い音が出ていたバンドなんですよね」
志磨「はいはいはいはい」
吉井「で僕らがその、あのー、聴いたビートルズっていうのは、まだCDもなくて、レコードのその、時代なんですけど、もうステレオになっていて、メンバーおろかジョージマーティンすらも関わってない頃の、レコード聴かされていた世代だから、なんかロックとは思えなかったんですよ、僕らは」
志磨「はあはあ、なるほどなるほど」
吉井「なんかこう、僕らの世代っていうのは、GSっていうのがあって、でGSの祖先みたいな分量の方が多くて」
志磨「なーるほどなるほど」
吉井「それでまた志磨君は違うんだと思うんだよね」
志磨「そうですね、僕は親が好きで親の影響でよく、家で流れてたんですけど、だからまあ刷り込みみたいなところがあって」
吉井「ふんふん」
志磨「で、最初中学生のときに、聴いたときに、あの、懐メロに思ったんですよね」
吉井「あ、そうそうそう、懐メロなんだよね、はい」
志磨「すっごい、わーって」
志磨「はい、だからその単純に懐かしいっていう感じを、あの、味わいたくて最初何回も聴いたんですよ」
吉井「うん」
志磨「あ、ちっちゃいときのこと思い出すみたいな」
吉井「ふふ」
志磨「音楽的にこうどうのこうのっていうのは後付けですね」
吉井「うん」
志磨「ただただ聴いてたんですけど。ちょっと音楽切れちゃったので……。うちはですねもう、僕はちょっと今となってはビートルズにうるさいので全部そろってるんですけど」
吉井「そっか」
志磨「あの、吉井さんはどのアルバムすきですか。あの、ビートルズは」
吉井「僕はね、えー、もちろんその生まれた年っていうことで」
志磨「はー」
吉井「1966年生まれなので」
志磨「なるほどー」
吉井「ねぇ」
志磨「じゃああれですね」
吉井「リボルバーとかなんだけど」
志磨「はい」
吉井「でもやっぱり一番すごいのはサージェントペッパーズでしょ」
志磨「はいはいはいはい」
吉井「あれのモノでしょ」
志磨「あ、それは本当に。あれ僕リマスターで聴いて、初めてわかりました」
吉井「うん」
志磨「みんなモノモノ言ってたじゃないですか」
吉井「うん」
志磨「オリジナル版とか今もうすごく高いから聴けなかったんですよね、モノラル」
吉井「うんうん」
志磨「で聴いたときね、初めてそのモノラルはなんでそのビートルズにおいてはその重要なのか、初めてわかったんですよね」
吉井「そう、で、今例えば洋楽でも、最近のアーティストとかもすごくモノラルのアーティスト多いから」
志磨「はいはいはいはい」
吉井「たぶん、また何年かしたら、そのモノラルのビートルズがもっと見直されてくる時代が来ると思うんですけどね」
志磨「あ、そうですよね、うんうん」
志磨「あれで、聴いて、例えば他の、えっと、ステレオで聴いたときいろんな楽器がこう、例えばソロを録ったり、いろいろいろんなフレーズ吹いてるなかで、ちゃんとメインはモノで聴くと、あ、こういう順番が音は回ってたんだなってビートルズのメンバーがどういう風に聴いてほしかったかって初めてわかったですね」
吉井「そうだねー」
志磨「右と左で別々に聴いてたら」
吉井「うん」
志磨「これは?繋がる?サージェントペッパーズの流れですか?」
吉井「ところがですねぇ」
志磨「ところがですねぇww」
吉井「うん、やっぱり、まあサージェントペッパーズっていうののそのモノのね」
志磨「うん」
吉井「その凄さっていうのは」
志磨「ええええ」
吉井「もちろんリボルバーにもあるわけで」
志磨「はいはいはいはい」
吉井「でやっぱさー」
志磨「うん」
吉井「そのモノって、EMIに言いたいんだけどBOXで出すでしょ?」
志磨「あ、確かに」
吉井「ね」
志磨「そうだそうだ」
吉井「ケチくさいことすんなって言うんですよ」
志磨「そうだそうだ。買ったけどw」
吉井「ふふふふ。買ったでしょう?」
志磨「買いました!もちろん」
吉井「じゃなくて、ステレオをBOXにして、モノをちゃんとバラで売れよと思うんですよ」
志磨「ホントだホントだ」
吉井「そう。だから本当は今日はリボルバーのモノで話を進めたかったんですが」
志磨「そうですよね」
吉井「やっぱこういうね、志磨くんのお部屋には、今日はないと」
志磨「そうなんですよ、ちょっとね、いろんな都合がありまして」
吉井「貸しちゃってるんでしょwww」
志磨「そうです。友だちにちょっと、モノねBOXで貸しちゃったもんで」
吉井「ハハハハ」
志磨「まあ、ここはひとつちょっとがまんして」
吉井「我慢してね~」
志磨「はい」
吉井「そう」
志磨「じゃあステレオ版のリボルバー」
吉井「リボルバーで」
志磨「じゃあ聴きましょう」
吉井「はい」
志磨「リボルバー聴きながらいろいろお話しましょう」
吉井「うん」
志磨「はい」
Music:TAX MAN
志磨「うん、きましたね、TAX MAN。すばらしい」
志磨「これは、あの、ビートルズのイマイチピンとこないたかしくんということですけど」
吉井「たぶん今、これ聴いてもピンと来ていないと思うんですけど」
志磨「まあそうですよね、うんうん」
志磨「何でしょうね、なにがいいんでしょうねw」
吉井「ハハハハハ」
志磨「フフフフ。元も子もないですけど、なにが我々をこんなに感動させるんだろうか」志磨「うーん。まあ単純に言うとまあ、あの、今僕らが聴けるのは、その昔の音楽を全部並列で聴けますからね」
吉井「うん」
志磨「あの、特別目新しくはないですけど。まあとにかく当時は凄く新しかったと言われてますけどもね。やることなすことが」
吉井「そうだね、その時代に生きていないけども」
志磨「うん」
吉井「言われているのは、それまでの、例えばビートルズはイギリスのバンドで、イギリスのバンドは凄くアメリカで成功することを夢いていて。で、ビートルズがイギリスに行って、それまでのアメリカのバンドが成し得なかったことをいっぱい成し遂げちゃったんだよね」
志磨「そうですよね」
吉井「うん」
志磨「それまでアメリカの方がまあ音楽っていうか、そういうエンターテイメントやっぱ主流」
吉井「偉そうだったんだよね」
志磨「そうですよね」
吉井「それまでは」
志磨「それがもう下克上というかね」
吉井「はは」
志磨「ひっくり返しちゃったもんですから」
吉井「ひっくり返しちゃった」
志磨「その後はもうイギリスのバンドがうわーっとブームになったりして」
吉井「ニューヨークでその」
志磨「はい」
吉井「エド・サリバンショーっていう」
志磨「ええええええ」
吉井「有名な番組にビートルズが出たオンエア時の時間帯が、ニューヨークの犯罪が減ったっていう」
志磨「そうなんすよ」
吉井「そういうぐらいの」
志磨「そう。だからみんな若いやつとかね、不良もみんなテレビの前に噛り付いてたっていうね、そうなんですよ」
志磨「で、吉井さんはLOVE&PEACE」
吉井「はい」
志磨「ね、後はまあThe Applesですけども」
吉井「うん」
志磨「これはやっぱビートルズの、まあ、影響っていったら変ですけど、ビートルズのことを考えられました?」
吉井「そう」
志磨「(タイトル?)つけるとき」
吉井「それで、去年の8月からレコーディングをしていて」
志磨「はい」
吉井「ちょうど10月くらいに」
志磨「はい」
吉井「ちょうどビートルズが、あのiTunesで」
志磨「はい。あ、そうだ」
吉井「初めて世界に」
志磨「ありましたね、はいはい」
吉井「で、赤盤青盤がまた再販されたりとか」
志磨「はい」
吉井「ビートルズのニュースがあるときに」
志磨「はい」
吉井「で、今このタイミングでもう一回そのDVDBOXを見てみようかな」
志磨「はいはい」
吉井「ビートルズの歴史を見てみようかなと思ったときに」
志磨「はいはい」
吉井「まあそのビートルズの誕生から解散までのね、BOXSETですけど」
志磨「はいはい」
吉井「それを見ていて」
志磨「アンソロジーですかね」
吉井「アンソロジー」
志磨「はいはいはい」
吉井「こう、例えばそれって出たのもう10年以上前なんだけど」
志磨「そうですね」
吉井「そのときも見てるんですけど」
志磨「はいはいはいはい」
吉井「その間に、僕は私生活でもいろんなことがあったわけですよ」
志磨「そうですよね」
吉井「バンドも解散したり」
志磨「ええええええええ」
吉井「そういう、ものも含めて」
志磨「はい」
吉井「バンドが、抱える」
志磨「うん」
吉井「その、なに」
志磨「うんうんうんうん」
吉井「苦労とか」
志磨「はいはいはいはい」
吉井「まあ女かん、女関係とか妻関係がぐちゃぐちゃなわけですよ、ビートルズって言う」
志磨「そうですよね、はいはいはいはい」
吉井「そういう中でメンバーが仲悪くなってったりとかっていうことが」
志磨「はい」
吉井「44にして見ると、もうさらにリアルに見えてきたの」
志磨「はー、なるほど。はーはーはー」
吉井「こんな見え方するんだ、今見るとって言う」
志磨「はー……なるほどね」
吉井「だからねー、ちょっと衝撃で」
志磨「はー」
吉井「で、ジョンレノンが改めてやっぱりかっこいいなー!っていうか……」
志磨「ふんふんふんふんふんふん」
吉井「なんかあの蟹股で弾く」
志磨「はいはい」
吉井「上にギター持って弾くのが」
志磨「はいはい」
吉井「若いときはちょっとイマイチかっこ悪くね?って思ってたんだけど」
志磨「そうですよね、何で蟹股なんだって言うね、はいはいはい」
吉井「でもぉ、今見るともう、かっこいい、畑耕してるみてぇだなぁみたいな」
志磨「ふふふ」
吉井「かっこよさ」
志磨「腰入ってんなぁみたいな」
吉井「そういうー、のもふくめて」
志磨「はーはー、うん」
吉井「まあその、ジョンレノン…がかっこいいと思ったのと、あとちょうど」
志磨「はい」
吉井「そのThe Applesのレコーディングの時に」
志磨「はい」
吉井「僕がスタジオをもっと別の場所に作ってたんですけど」
志磨「はいはい」
吉井「昔ね」
志磨「ええええええ」
吉井「そこで結局レコーディングはせずに」
志磨「はい」
吉井「ま、器材だけ置きっぱだったんですよ」
志磨「はいはいはいはいはい」
吉井「その中の器材に」
志磨「ええ」
吉井「ジョージマーティンからいただいた」
志磨「ふんふんふん」
吉井「あのノイマンっていうメーカーの」
志磨「はい」
吉井「マイクが有名なのがあるんですけどヨンナナっていうやつ」
志磨「はいはい」
吉井「それを…ずっと使ってなくて」
志磨「凄い…直接いただいたの」
吉井「直接いただいたの」
志磨「うわぁ、はいはいはい」
吉井「たぶん、ビートルズのレコーディングで使われてる」
志磨「うぉお、おお、おお」
吉井「で、それで、LOVE&PEACEの歌は録りました」
志磨「すっげぇ、すっげぇええええ」
吉井「初めて録ったんです、それで」
志磨「ぉあーーーーー、なるほどぉ」
吉井「うん」
志磨「あ、ジョージマーティンっていうのはあのビートルズのね」
吉井「あ、そうそう、プロデューサー」
志磨「デビューのころからずーっと最後まで、ま一回あのちょっとね、あんまりにビートルズがわがまま酷いもんでね、ちょっと怒って抜けちゃったことあるんですけど、でももう、あのずーっと最初っからまあ、よく言われるのは5人目のビートルズなんつってこう、ちょうど今かかってるEleanor Rigbyとかの、後ろの、オーケストラの、このアレンジとかも全部ジョージマーチン。まあ、あのビートルズのまあ、お父さんみたいな人ですよね」
吉井「そうですよね」
志磨「で、その人がレコーディングを全部仕切るわけですけど、つまりビートルズの曲、どの曲かのヴォーカルを録ったであろうマイク」
吉井「うん」
志磨「が、使われてる」
吉井「使われたと」
志磨「凄い、なるほど」
吉井「でも狙ってそれで使ったんじゃなくて、たまたまたそれをセッティングして歌ったのがLOVE&PEACEだったっていうなかで」
志磨「はあはあはあ、なるほど。あそん時はシングルでなるとかそういうのは決まってなかった」
吉井「そうそう、決まってなくて」
志磨「えー」
吉井「ちょっとやっぱり古めかしい音にしたいってことで」
志磨「はいはいはい」
吉井「それでギター録ったり」
志磨「ふんふんふん」
吉井「うん、しようとしたりして」
志磨「はー、なるほどなるほど」
吉井「そしたら、真空管が飛びましたね」
志磨「うわぁお」
吉井「あっはははははは」
志磨「あららららら」
吉井「そう。で、でやっぱり……この、うん、そうだね、その」
志磨「うん」
吉井「(息吸って)いろんなその、自分の、ビートルズに、すごい、まあ、こう影響を受けて」
志磨「はい」
吉井「中3の時に、好きだった子に告白して振られてヘルプを聴いた」
志磨「はあはあはあ」
吉井「日からやっぱりこう凄い助けられてる」
志磨「ふんふんふん」
吉井「んですよね、ビートルズにやっぱり、要所要所で」
志磨「はいはいはい、ふんふんふん」
志磨「やっぱ、あの、あれですね。あのジョンレノンくんが凄いところのいっことしてやっぱりその、ものすごい今まで例えば甘いラブソングとかね、みんながこう、まあその昔はバンドっていってもまあね、アイドルみたいなもんですから当時きっと、んで、そん中でその、自分のそういう言うのはちょっと恥ずかしいことだったり、自分が本当に深いとこで抱えている問題だったり、そういうのを曲にして歌うっていうのは、やっぱりジョンレノンのすばらしいところでしょうね」
吉井「うん、そうでしょうね」
志磨「うん、ボブデュランっていう方がアメリカにいたりして、そういう影響もあるでしょうけど」
吉井「うん」
志磨「まヘルプもそうです。ジョンの曲はそういう、う~んって言うときの、ね、ずっと助けてくれますからね」
吉井「うん」
志磨「うんうん、そういうところも凄いところのひとつかもしれない」
吉井「で、僕はやっぱ、あのジョンレノンだからと言ってずーっと好きなわけじゃないん、ですよね」
志磨「ほーほーほー」
吉井「あのー、これ僕のあのー、よく写真撮ってくれるミッチ池田って言うカメラマンがいるんですけど」
志磨「はいはい、はい」
吉井「もう50歳くらいの」
志磨「ええええええ」
吉井「まあものすごいビートルズ、マニア。彼も言ってたんですけど、ビートルズ、あ、ジョンレノンってどうでもよくなる時期があるんだよね」
志磨「あはははは」
吉井「わかるなーっていうか」
志磨「はあはあ、どうでもよくなる?」
吉井「どうでもいーっていうか、結構、ウザイ!みたいな」
志磨「ふんふん」
吉井「ジョンレノンのメッセージが」
志磨「あー、はいはいはいはいはいはいはいはい」
吉井「なんだけど」
志磨「うん」
吉井「いつか必ず帰っていくっていうか」
志磨「ふーんふーんふーんふーんふーん、なるほど」
吉井「そういう、まあ好きだからそう言っちゃうけど、****て」
志磨「はいはいはいはいはいはい」
吉井「なんかポールに行ってみたり、ジョージに行ってみたり、ジョンに行ってみたりっていう人多いみたいね、おじさんのビートルズマニアは」
志磨「あーなるほど」
吉井「あははははは」
志磨「吉井さんは、じゃあ、あのよくある質問すけど、誰派って言われたらそん時はどう答えるんです?」
吉井「ぼっくはねぇ」
志磨「うん」
吉井「だからと言ってポールマッカートニーのソロとか全部持ってないんですよ」
志磨「あ、僕もです僕もです。全部は持ってない」
吉井「うん……だから、もちろんポールマッカートニーはすばらしいと思いますけど」
志磨「ええええ」
吉井「ジョージが好きなときもあるしなぁ……」
志磨「ええ、僕もジョージが好きなんす、これはうちの母親の影響なんすけど」
吉井「あはははは」
志磨「うん、すごいジョージ好きだったもんで」
吉井「うーん、ホント不思議なグループですよね」
志磨「そうですよね。だからそういう、ま、みんなすばらしい才能を持ってて4人とも。でリンゴスターはまたドラムがすばらしいですからね」
吉井「すばらしいですねー」
志磨「吉井さんはブラックオイスターお持ちですもんね」
吉井「ああ、彼の使ってたモデルですね」
志磨「ドラム、ええええええ」
吉井「そう、だから、たかしくんはまず」
志磨「うん」
吉井「ビートルズアンソロジーをみなさい」
志磨「そうだそうだ。それがいいですね」
吉井「はい」
志磨「あ、これね、思い出したんすけど、どうでもいい話なんすけど、これアンソロジーを、テレビでやったじゃないですか」
吉井「あそうなの?」
志磨「大晦日にあれの短縮版ですけど、でも5時間くらい」
吉井「ああ、発売されたとき?」
志磨「そうですそうです」
吉井「ああああ」
志磨「あのアンソロジープロジェクト」
吉井「うん」
志磨「で、5時間大晦日に。あのぶっ通しでビートルズのアンソロジーをやりますっていうのをあって」
吉井「うん」
志磨「んで、えー、僕はあのそれを、そんときすごいビートルズ中学の2年生くらいかな、初めてもう、そういう好きになって、自分からこう見だしたところにちょうどあったもんで」
吉井「うん」
志磨「んでこう見てたんですけど、裏で野球拳やるじゃないですか、大晦日」
吉井「うん」
志磨「で、ビートルズ見てる振りして、ちょっとあれだわ、ひとりで見たいとか言って、二階に上がって、二階で野球拳見つつ、親が上がってきたらチャンネルを変えてアンソロジー見てる振りをしてっていうことを、したのを思い出しましたね」
吉井「うん」
志磨「はい」
吉井「がっかりする話だね。はっはははははは」
志磨「ええと、アンソロジー見なさいたかしくん」
吉井「ははははははは」
志磨「あれを見れば、とりあえずいろんな流れがわかるから」
吉井「ははははははは」
志磨「でそっから、もう一度、あのー、考えよう、そっから話をしよう」
吉井「そう」
志磨「はい」
吉井「年代年代でちゃんと追ってるんで」
志磨「はい」
吉井「その、人気があるときは、人気の気っていうのはその気配のね気」
志磨「ええええええ」
吉井「気って言う」
志磨「うん」
吉井「その気が本当に充満してるのが」
志磨「うんうんうん」
吉井「どんどんなくなってく様がわかるから」
志磨「うーん、悲しいけどもそうなんでしょうねぇ」
吉井「うん、そういうの見るのも面白いんじゃないですか」
志磨「うんうんうん」
吉井「そういうの、「気」のあるところないところを、こう、わかるようになると、いい物件も見つかるようになるよたかしくん」
志磨「ふっ」
吉井「あ、いらなかったね」
志磨「はっはっはっは」
吉井「最後の方にどんどんいらない情報が追加されてますけど、案外これが一番重要な情報だったりする。一般の人たちからすると。そうなんだーとか言ったり」
志磨「あっはっはっは」
志磨「さてさてまあ、話はつきませんけど、そろそろ夜も深まってきましたしね。じゃあ吉井和哉さんの情報いろいろー。3月30日アルバムThe Applesリリース。ちなみにビートルズが自分たちで作った会社の名前もアップルでした」
吉井「アップルでした」
志磨「はい。もちろんEMIでした」
吉井「EMIでした」
志磨「はい」
吉井「椎名林檎ちゃんとかね」
志磨「椎名林檎ちゃんもそうですね」
吉井「はははは。りんご」
志磨「りんごつながりです」
吉井「ツアーが」
志磨「ツアーがあります。FLOWERS&POWERLIGHT TOUR 2011。5月の25日水曜日に三重県文化会館。5月30日の水曜日(月曜日です!)ZEPP NAGOYA。6月14日火曜日は名古屋センチュリーホールと。はい。僕も、どっかに、お邪魔しますからね」
吉井「あホントに?」
志磨「ええ」
吉井「このなに? この東海地区の中で?」
志磨「あ、東海地区かわかんないですけども、あの日本の、どこかに必ず」
吉井「たぶんツアー同じ時期にやってない?」
志磨「えっと、あ、こんときはもう終わって」
吉井「4月だよ、俺スタート」
志磨「あ、まじっすか? あ、じゃあ最初」
吉井「あ、全然俺のスケジュール知らないじゃない」
志磨「違うー違う違う」
吉井「あ、えせファ~ン」
志磨「くっくっくっくっく」
吉井「えっせふぁ~ん」
志磨「くっくっく、ひどい。こんなに愛してるのに!」
吉井「所詮イエローモンキーしか好きじゃない」
志磨「あははははは」
吉井「えっせふぁ~ん」
吉井「ヒーセが好きなんだろ、本当は?!」
志磨「なっははははは」
吉井「ビデオ出てたじゃないか! そういえばプロモーションビデオ! 何で俺呼ばないんだよ」
志磨「あっははははは。そんなん絶対呼んでも来てくれないじゃないですか!」
吉井「行ったよ! 全然」
志磨「嘘だ! 絶対」
吉井「俺同じ水玉の服着て、ヒーセと」
志磨「あっははははは」
吉井「やったよ! ローリーの間に入って」
志磨「絶対嘘だー。絶対来てくれないんだ」
吉井「がっかりしたよもう、ホントに」
志磨「あはは。いや、かといってヒーセさんだったら行けるだろうってわけでもないですからね」
吉井「あはは」
志磨「あの、そういう話じゃないんですから。ああもう、僕にはいろいろ思いがあって、あの、いろいろあるんですから」
吉井「あはははははははははっはははははははは」
志磨「はい」
吉井「はい」
志磨「さて我が家、ハッピーハウスでは常時おたよりを募集しております。内容なんでもええです、くだらないことから真剣なことまでご質問相談など何でもご自由にどうぞ。ZIP-FMホームページエントリーから。お便りを紹介させていただきましたら、ハッピーハウス専用便所サンダルをプレゼントということで、さて、2週に渡ってでしたけども、今夜も吉井和哉さんをゲストにお迎えしてお届けしましたハッピーハウスどうもありがとうございました」
吉井「どうもありがとうございました」
志磨「またいらしてください」
吉井「はい是非」
志磨「はい、じゃあ最後はまあ、手前味噌ですけど、我々毛皮のマリーズの新しいアルバムティンバンアレイからですね、もちろんこれだって、ビートルズの影響があるんです。えー、毛皮のマリーズ愛のテーマでお別れまた来週」
0 件のコメント:
コメントを投稿